『ノンタンといっしょ くるくるぱずる』
1994年発売/スーパーファミコン/パズル/ビクター エンタテインメント株式会社
縦、または横に2つつながったパネルを落として並べ、2つ同じ柄が隣り合って並べば消えるというシンプルな落ちものパズル。ボタンを押すとパネルが回転するのだが、この回転とは「左または右90度に回転」するのではなく、「表か裏に回転」するのである。裏返すと表とは違う柄として扱われるが、横一列をまとめて消せるノンタン等の「キャラパネル」、お邪魔キャラの「はちさんパネル」がたまに出てくることがある。
パズル性だけを見れば独自性はあるものの、やや新鮮味は薄く無難な出来。ノンタンはじめキャラクターのアニメーションはかなり可愛らしく、しっかり遊べる完成度の高いキャラゲーだ。当時の前衛的子供番組「ウゴウゴルーガ」でノンタンの声をあてていた千秋のボイスもちゃんと入っている。
十字キーとボタン1つのみで操作できるシンプルさ。
ステージキャラクターは絵本やアニメのレギュラー陣だが、サブキャラクターはまったく覚えがない。チョイキャラでこんなのがいたような気はする。
『ポケットモンスター』シリーズの生みの親、田尻智がデザインした作品でもある。ドット絵まであるの!?