『Hook(フック)』
1992年発売/ファミリーコンピュータ/アクション/株式会社エピックソニーレコード
原作はオッサンになったピーター・パンをロビン・ウィリアムズが演じたコメディ映画。圧倒的にハズレ率が高い映画原作ゲーム(個人の感想)の中では、操作性もまあまあで難易度も理不尽さはなく、比較的遊べる出来。タイトル画面からドアップになる濃ゆい顔のフック船長、事あるごとに画面中を飛び回るやたらデカいティンカーベル、足が水に浸かるだけで情けない悲鳴をあげて飛び上がるピーター・パンなど、ビジュアルが全部面白い。
『Hook』のゲームは大きく分けて3種あり、本作ファミコン版とゲームボーイ版はOcean Softwareが、アーケード版はアイレムが、スーパーファミコン版は浮世亭が開発している。このうちSFC版は海外でのみゲームギア、メガドライブ、メガCDに移植されている。
カメラ目線のティンクが飛び回っているだけで面白い。
ナイフのリーチが泣けるほどに短い。基本的に敵からは逃げ、どうしようもない時はティンクに任せたほうがいい。アイテムを拾う時は下ボタンなのを覚えておきたい。
金属探知機を手に入れるとナイフ攻撃ができなくなってしまう(もとよりたいして使えないが)。金属探知機が反応した場所でしばらく立ち止まっていれば勝手にアイテムを掘り出してくれる。