『ダイ・ハード』
1991年発売/ファミリーコンピュータ/アクションアドベンチャー/株式会社パック・イン・ビデオ
同名映画が原作の、見下ろし型視点のアクションアドベンチャー。ただでさえ難易度が高いうえ映画を観ていないとわかりにくい部分もあり、かなりアレな出来になっている。映画と同じくマクレーン刑事が裸足のため「足ゲージ」なるパラメータがあり、ガラスの破片の上などを歩くと足をケガして移動が遅くなる。ある意味こだわりの原作再現だが、そんなとこを忠実に再現しなくてもいい気はする。
『ダイ・ハード』のゲームはファミコン以外にもコモドール64、PCエンジン版もあり、3作をまとめた『ダイハード・トリロジー』がプレイステーションやサターンで発売されている。
エンディングは7種類もあるのだが、1周クリアするだけでもキツい本作で全エンディングをコンプできた人がどれだけいたのやら…。
難易度ADVANCEDだと被ダメージが倍になる。BEGINNERでもじゅうぶん難しいのだが。
映画で印象的なダクト移動もばっちり再現。ダクト移動中も敵に撃たれたり、回避アクションができたりするゲームは珍しいのでは。