『燃えろ!!プロ野球』
1987年発売/ファミリーコンピュータ/スポーツ/株式会社ジャレコ
リアルな等身、合成ボイスの収録等で他の野球ゲームと一味違う臨場感を出していたミリオンヒット作。ゲーム部分は少々雑で「バントでホームラン」がよくやり玉にあげられるが、「投球前に素振りをすると空振りと見なされ、ボールでもストライク判定になる」「CPU側の代打がいなくなるとフリーズする」等のヤバいバグも少なくない。1次出荷分には「このソフトはゲームを面白くするため、実際の野球ルールと異なる部分があります」という言い訳注意書きが入っていた。
走塁の操作方法が『ファミスタ』等とは異なるので、少々とまどうかも。
ピッチャー側が手前になる視点はなかなか斬新。
12球団が揃っているのも当時としてはなにげに評価ポイント。
ペナントレースは自チーム以外の11球団と3連戦を4回ずつ、合計132戦する必要がある。正直長い。
選手は『ファミスタ』のようなもじりではなく、バッチリ実名で入ってしまっている。