レトロゲームの説明書保管庫

所持しているゲームの説明書を気ままに載せていきます。

『武豊 G1メモリー』1995年/スーパーファミコン

『武豊 G1メモリー』

1995年発売/スーパーファミコン/シミュレーション/NGP(ナグザット・ギャップス)

 

 スーパージョッキー武豊を監修に迎え、杉本清の実況、志摩直人の詩、島田明宏の企画アドバイス、さらに大川慶次郎もゲーム中のコメンテーターとして登場する豪華な一作。メモリアルモードではテンポイント、ミスターシービー、スーパークリーク、メジロマックイーン、トウカイテイオーといった名馬たちを育成でき、それぞれ個別のシナリオに加え数種のエンディングが用意されている。

 本作の最大の問題点は、パラメータがレースの勝敗に及ぼす影響が極めて小さく、ほぼ運ゲーと化している点。どんなにステータスを盛り、体重を調整し、調子を上げようとも、16頭立てのレースなら勝つ確率は体感16分の1程度である。極悪な難易度の競馬版『マインドシーカー』。

 

タイトルでは「GI」表記だが本記事では検索性も兼ねて「G1」表記にします。

本当に運ゲーなので、この辺の説明は読まなくても問題ない。一度も調教しなくても勝てる時は勝てる。

細かいところまで凝ってはいるのだが、なぜこんな難易度になってしまったのだろうか。バグが疑われるレベル。

説明書自体は実際の競馬の豆知識等も載っていて読みごたえがある。ゲームより説明書の方が面白い。