『飛装騎兵カイザード』
1990年発売/PCエンジン/シミュレーション/株式会社メサイヤ
後に『フロントミッション』シリーズを手掛ける土田俊郎氏がプロデューサーを務めたロボット戦略シミュレーション。個性的なユニットを使い分ける戦略性、ツボを抑えたロボとキャラデザイン、ほどよい難易度を兼ね備えた佳作である。成長要素はあるものの、伸びるのは命中率と回避率のみ。つまりパイロットの技量が成長しているわけで、ロボの攻撃力や耐久力がアップするわけではない。当然と言えば当然だが、リアルかつ説得力のある設定である。現在はプロジェクトEGGでプレイ可能。
全10ステージはやや少なめに思えるかもしれないが、密度が高いためあまり不満はない。
特殊能力はかなり重要。特にメソニックス・バリアは次のターンまで攻撃99%回避というインチキじみた強さ。
戦闘時にはキャラごとにセリフをしゃべる。パターンは少ないが。