『夜光虫』
1995年発売/スーパーファミコン/アドベンチャー/株式会社アテナ
『弟切草』『かまいたちの夜』以降、チュンソフト以外のメーカーからもぽつぽつと出始めたサウンドノベルもの。舞台は大型貨物船、主人公はその船長というなかなか個性的なシチュエーションのテキストアドベンチャー。ただ、マルチストーリーを謳っているわりにメインのシナリオ分岐はそれほど多くない。洋上の船といえばホラーでもサスペンスでもミステリでもおなじみの舞台であるし、もうちょっとバリエーションがあってもよかったのではないか。1プレイもそれほど長くなく、明らかなバッドエンドでなくても平均20〜30分くらいで終わる。
エンディングは16種。メインの分岐は「犯人は○○編」「密航者編」「恐怖の殺人蜂編」の3つ。
登場人物がオッサンばかり。舞台設定上しかたないのだが…。