『北斗の拳6 激闘伝承拳 覇王への道』
1992年発売/スーパーファミコン/対戦格闘/東映動画株式会社
クソゲーぞろいで知られる東映の『北斗の拳』シリーズの中ではかなりマシな部類。キャラは大きめで迫力があり、「ハートはケンシロウの立ちパンチを無効化する」「カイオウに無想転生が効かない」といった妙にこだわった原作再現、豊富なセリフパターン、技名が表示されるアニメ風奥義演出など愛を感じる作りである。投げ技も制限時間も削りダメージも無いため格ゲーとしては完全に破綻しているが、キャラゲーとして見れば悪くない。と思う。
溜め技用のゲージが表示されているのはわりと珍しい。
ノーコンティニューでクリアすると隠しキャラ「北斗琉拳の伝承者たちの念」が出現する。要は黒いケンシロウである。
ラオウは「膝をつかないのでしゃがめない」というわけのわからない原作再現(再現か?)のおかげで下段攻撃を繰り出せない。ちなみにハートもしゃがめなかったりする。