『ミランドラ』
1997年発売/スーパーファミコン/RPG/株式会社アスキー
いわゆるローグライクなのだが、上下左右の4方向にしか移動・攻撃できないというのが致命的。『トルネコの大冒険』でできていたことを何故やらないのか。全体的に不親切な部分が目立ち、先に進みたくなる悔しさよりも理不尽に対するストレスのほうが勝る作り。
ザコモンスター以外のキャラクターデザインはメガネ男子SF青春特撮ラブコメのカルト大家・永野のりこだが、ファンタジー世界なので永野氏の持ち味であるメガネがほとんど出てこない。ラスボスは白衣のメガネ男子にすべきだったのでは。
AIはまったくアテにならない。死んだ仲間は二度と復活しない厳しい仕様なので、死なせたくないならマニュアルモードで。
ワナがわりと凶悪な上、作動前に見つけるのが少々難しい。ずるい。
せっかくの永野のりこなのに、メガネキャラがサルしかいない。