『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』
1993年発売/スーパーファミコン/RPG/株式会社チュンソフト
「ローグライク」という言葉を一般的なゲーマーにも認知させた名作。トルネコが主人公の本作は3作目まで出ており、その他「不思議のダンジョン」シリーズとして様々なタイトルが出ているのはご存知の通り。
トルネコと『ドラクエ』モンスターの持つキャラクター性でマニアックなシステムを可能な限り分かりやすいものにしており、説明書も60ページと分厚くていねいな作り。
不思議のダンジョンがある国の名前は明らかにされておらず、王様もどこの王様か不明だったりする。
ちなみに本作には「壺」はまだ登場していないので、アイテム管理がやや厳しい(壺は『風来のシレン』から)。
弟切草はもちろんチュンソフトのサウンドノベルが由来だろうが、実際の弟切草も薬草の一種である。このよく効く薬草の秘密を他人に漏らした弟を兄が斬った、という伝承が名の由来。