『ファイナルファンタジー』
1987年発売/ファミリーコンピュータ/RPG/株式会社スクウェア
当時あまりパッとしなかったスクウェアが「これがファイナル」と背水の陣で制作したRPG(諸説あり)。1作目から高い評価を受け、結果として同社を代表する大ヒットシリーズとなった。14年後には映画版『FF』がスクウェアにファイナルをもたらすことになるがそれはともかく、味方が細かくアニメーションで動くバトル画面、自由度の高いジョブシステム(一部ジョブ間の格差は明らかだが)、スピーディかつ爽快な飛空艇など見るべき点は多い。戦闘バランスも少々いびつではあるが仕様さえ覚えれば意外とラクに進める(具体的には魔法効果を発動する装備品や「にげる」の成功率の高さなど)。
1作目はセーブデータが1つしかなかった。
同ジョブ4人等の偏った編成だと相当に苦労する。シーフ×4人は相当なレベル上げが必須だが、そもそもレベルを上げることすら難しい。
「もちもの」は道具ではなく装備品を指す。ちょっとまぎらわしい。
バサンダ等のバ系魔法は『FF2』以降しばらく出番が無かったが、属性耐性が重視される昨今のシリーズ作品ではそこそこ見かけるようになった。