『ドンキーコングJR.』
1983年発売/ファミリーコンピュータ/アクション/任天堂株式会社
『ドンキーコング』『ポパイ』共々、ファミコン本体と同時発売されたローンチタイトルのひとつ。マリオが最初にして最後の悪役として登場しているのが有名だが、「マリオ」という名前が付けられたのも本作が最初だったりする。ツルを登ってフルーツを落として攻撃するという、いかにもゴリラらしいアクションがうまくゲームに落とし込まれている。
スナップジョーは機械のワニ。後の『スーパードンキーコング』シリーズのクレムリン軍団のイメージ元になったのだろうか。
2本のツルを掴むと登るスピードが上がるが敵に当たる確率も上がるというジレンマが、これまた巧い具合にゲーム性を高めている。