『ソングマスター』
1992年発売／スーパーファミコン／RPG／株式会社やのまん
｢ソングマスター｣というなんか偉い人の称号を目指して主人公がなんかするという王道ファンタジーRPG。グラフィックは良好、音楽も悪くはない。タイトル通り歌でも入っていれば面白かったのだが。
システム的にはまったく特筆すべき点がない。普通オブ普通。メッセージに固有名詞が頻出するうえフラグの立て方がわかりにくく、主人公の足が遅いくせにあちこち歩かされるのでイライラするが、全体的な難易度はそう高くはない。ボリュームもほどほど。
なんだか読みにくいプロフィール。特に主人公ユーリの説明はメチャクチャである。この説明書は全体的に悪文が目立つ。
パラメータに｢リズム｣の項目があるのが、本作のシステム上で数少ない｢ソング｣要素である。
｢十字ボタンで移動します｣という操作の説明だけでまるまる1ページ、｢Aボタンで会話します｣というだけでまた1ページを贅沢に使っている。なんなんだ。
同じ名前の魔法でも♪マークの数によって効果が異なる。上のリストは♪が表示されていないせいでわかりにくいが…。
