『スクウェアのトム・ソーヤ』
1989年発売/ファミリーコンピュータ/RPG/株式会社スクウェア
マーク・トウェイン原作の冒険小説『トム・ソーヤーの冒険』を原作にしたRPG。前年にセタからトム・ソーヤーのゲームが出ていたせいか、わざわざ「スクウェアの」とタイトルに付けてアピールしている。描き込まれた美麗なグラフィック、ユニークな戦闘システム、植松伸夫によるサウンド、豊富なサブイベントと「スクウェアの」RPGの強みが存分に発揮された名作である。残念ながらリメイクや配信は一切行われておらず、中古価格は高め。
RPGとしては斬新なシステムが多い。戦闘中にリセットボタンを押す敵(本当にタイトル画面まで戻される。つまり全滅扱い)「ふこうむし」のインパクトは大きかった。
ぶっちゃけスペシャルコマンドは使えないものが多い。「にげる」は便利だが、これは通常コマンドにしてほしかった。
ジムのクチビルが凄い。一応言っておくと彼以外の黒人キャラは普通の外見なので、コイツが凄いだけである。