『コロンブス 黄金の夜明け』
1992年発売/ファミリーコンピュータ/RPG/株式会社トミー
コロンブスのアメリカ大陸発見500周年となる1992年に発売されたRPG。ファミコン末期ゆえ出荷が少なく、箱・説明書付き完品を見つけるのはアメリカ大陸より難しいと言っても過言ではない。過言。
イベントシーンのグラフィックはそれなりに見栄えがするが、マップが貧弱でどこの町も同じにしか見えなかったり、バトルバランスが劣悪で飛び道具一強だったり、エンカウント率が高かったり、パラメータが256を超えると0になったり、ゲーム内の重要ヒントが完全に間違っていたりとRPGとしての出来はお世辞にもよくない。
ヒストリーゲームは時間制限があるほか、名声(国王に会うために重要なステータス)上げに役立つ稼ぎ用ボス「どらんぐーん」が出現しなくなる。
魔法はないのだが、敵にゴブリンやオークが普通に出てくる。
どこの攻略サイトでも「まず“なげけん”を買え」と書いてある。バトルには移動の要素があるので、動かずに攻撃できる飛び道具がないとキツいのだ。