『キン肉マン DIRTY CHALLNGER』
1992年発売/スーパーファミコン/スポーツ/株式会社ユタカ
王位争奪戦編を下敷きにしているが、使用キャラはスグル+5王子に隠しキャラのキン肉マングレートとテリーマンという「キン肉マンばっかりやんけ」と突っ込みたくなる人選。3カウントのピンフォールやギブアップで勝負が決まるなど、これまでのキン肉マンゲームに比べるとはるかにプロレスに寄せているのだが、そもそも王位争奪戦は全試合ノックアウトで勝敗を決しているのでミスマッチ過ぎる。技の掛け合いも地味、目玉である必殺技はけっこうな確率で失敗するなど、プレイしていて盛り上がる要素が見当たらない。
シナリオとだんたいせんを選ぶ画面でL+R+スタートを押すとデバッグモードになり、キャラクターセレクト時に隠しキャラのテリーマンとキン肉マングレートが使用可能になる。グレートは王位争奪戦に出てこないのだが。
対戦格闘のようなジャンプ技が無いわりに、キャラが小さく迫力が無い。スカスカの画面上部には吹き出しで技名が出る。
原作でほとんど描写が無かったビッグボディを使用できるのは嬉しいポイントだが、なぜかマリポーサを差し置いてマッスル・リベンジャー(偽)を必殺技として使う。なんで?