『ホリフィールド ボクシング』
1992年発売／メガドライブ／スポーツ／株式会社セガ・エンタープライゼス
マイク・タイソンに耳を嚙みちぎられたことで有名なヘビー級王者、イベンダー・ホリフィールドとタイアップしたボクシングゲーム。プレイヤーはオリジナルの選手をカスタマイズして育成し、王者ホリフィールドに挑む。「ああ、よくあるスポーツ選手の名前を借りただけのヤツね」などとナメてはいけない。グラフィックの迫力はかなりのもので、試合中にボクサーのポジションに合わせて視点が切り替わる場面などは「この時代にこういう表現のしかたがあったのか」と感心してしまう。連打だけでは勝てない駆け引きの妙も含め、繰り返しのプレイに耐える練られたゲームシステムは素晴らしい。
ちなみに本作の発売から2週間後、ホリフィールドはリディック・ボウに敗北し王座から陥落。翌年、スーパーファミコンで『リディック・ボウ ボクシング』が発売されることとなった。
手っ取り早く勝ちたいのならスピードを重視して上げるとよい。パンチスピードや移動力も上がるので手数が増え、有利になりやすい。
ホリフィールドは当然ながらランク1位のチャンピオンとして登場する。すべての能力値がMAXなので真正面からぶつかっても勝つのは難しい。
