『アクトレイザー』
1990年発売/スーパーファミコン/シミュレーション&アクション/株式会社エニックス
プレイヤーはサタンと戦う神となり、アクションモードでは魔王の軍勢と戦い、クリエイションモードでは人々を導いて土地を発展させていく。横スクロールアクションと開発シミュレーションの2つがシステム的に密接に関り合っているという斬新なゲーム性が最大の特徴。
良作には間違いないが発売当時は値崩れが激しく、新作が980円くらいで売られていることもしばしば。「とりあえず安かったから」という理由で購入し、実際に遊んでみてその面白さに気づいたユーザーも多かったのでは?
クリエイションモードをしっかりこなせば神としての力も強まり、アクションモードで有利になるという仕組み。後世のヒット作『天穂のサクナヒメ』にも影響を与えたシステム。
アクションモードはややもっさり感があるが操作自体は王道。やり込み次第ではクリエイションモードでほとんど成長させずともクリアは可能だとか。
状況によっては住民の家にいかづちを落としてブチ壊す必要も出てくる。まさに神の所業。
音楽担当は古代祐三氏。サウンド周りはスーファミ後期のタイトルと比較しても引けを取らない。