『3次元格闘ボールズ』
1995年発売/スーパーファミコン/対戦格闘/株式会社メディアリング
球体のみで構成されたキャラがボヨンボヨン飛び跳ねたりバラバラになったりしながら殴り合う、集合体恐怖を呼び覚ますような怪作。相手との距離感がつかみにくいうえにガードが無いため、かなり大ざっぱなバトルが展開される。スーパーファミコンで3D格闘ゲームを作ろうとしたらこうせざるを得なかったというのはわかるのだが、『ジョイメカファイト』のような奇蹟は起きなかったようだ。
異次元空間に取り込まれたからこんな姿になってしまった、という多少ムリのある設定。
オープニングデモでは「ボイッ、アアーーン。ボイッ、アーンアッフーン。ボイッ、アアーーン。ボイッ、アーンアッフーン。ボイッ、エイッ、ボイッ、エイッ。アッフーン。ボボボイボイィッッッ。アア~~~ン!」という正気とは思えないBGMが流れる。
人型以外のキャラもボールで再現できる! というのは確かに発明ではある。
ヒロインの扱い。