『餓狼伝説』
1993年発売/メガドライブ/対戦格闘/株式会社セガ・エンタープライゼス
対戦格闘ゲームの人気シリーズとなる1作目の移植作。1992年に発売されたスーパーファミコン版はかなり難のある移植だったが、メガドライブ版は操作感が軽快でじゅうぶん遊べる出来。ホア・ジャイとビリー・カーンがステージ背景にしか出てこなかったり、スコアが無かったり、グラフィック・BGM・効果音といったゲーム性以外の部分が微妙だったりと気になる部分もわりとあるのだが、マシンスペックを考慮したうえで独自のアレンジに力を入れたバージョンと言えるだろう。
パッケージイラストは貞本義行だったりする。本作のサブタイトル「宿命の戦い」はメガドライブ版のパッケージ・説明書には書かれていないため、記事タイトルからも省いた。
任意に手前・奥のフィールドを行き来できるのはメガドライブ版の特徴の1つ。アーケードやSFC版は敵しか任意移動ができない。
なにげに1Pと2Pで同キャラ対戦できるのは評価点。そもそもアーケード版はテリー、アンディ、ジョーの3人しか使えなかった。