『飛龍の拳ツイン』
1997年発売／ニンテンドウ64／対戦格闘／株式会社カルチャーブレーン
「SDひりゅうのけん」(スーファミの『SD飛龍の拳』とは別物)と、PSで同年に発売されていた「バーチャル飛龍の拳」のバージョンアップ版を収録したソフト。この抱き合わせツイン商法に味を占めたのか、GBA時代のカルブレは『おもしろ名探偵＋ファンタジーパズル ハムスター物語』などよくわからないツインシリーズを乱発するようになる。
「バーチャル飛龍の拳」のほうはPS版をプレイしていないのでどの辺が調整されたのか不明だが、3D格闘と心眼システムの相性があまりしっくり来ておらず凡庸な印象。一見お子様向けな「SDひりゅうのけん」のほうがむしろメインで、収集・成長要素が楽しくわりとハマる出来。64では「SD」のほうをパワーアップさせた続編『SD飛龍の拳伝説』も発売されている。
説明書、SDとバーチャルの画面がモードによって混在しているのでわかりにくい。サーキットモード、VSモード(トーナメントモード・団体戦モード)、プラクティスモードはSDでもバーチャルでも選べる。
おたからの入手方法はいろいろ。パスワードや隠しコマンドを入力して手に入れるものなどもある。
プレイヤーキャラは『SD飛龍の拳』とはだいぶ異なる。数だけで言えば半減している。
