『貝獣物語』
1988年発売/ファミリーコンピュータ/RPG/株式会社ナムコ
4人の主人公を切り替えながら進行していく、自由度の高いRPG。要所要所で『ドラクエ』の影響を受けつつも、いかにして独自性を出すかという工夫をあちこちに見ることができ、その工夫すべてがうまくいっているわけではないのだが好感の持てる作りである。その1つがソフトに付属していた地図「シェルドラドマップ」と主人公たちのフィギュア。ゲーム本編にはマップ機能はないものの、精密に地形を再現した実物の地図を見ながら冒険することができる。主人公たちのフィギュアをそれぞれの現在位置に置けば、キャラを切り替えながら進んでも誰がどこにいるか混乱しなくても済む、というわけ。現在はSwitchの『ナムコットコレクション』でプレイすることができ、シェルドラドマップも収録されているが、解像度のせいか少々見づらい。
※肝心の付属地図が見当たらない。発掘したら再掲載します。
マップも戦闘画面も『ドラクエ』の影響がちょっと濃すぎる。
モンスターは体力が減るとグラフィックが変わり、攻撃力が低下する。芸が細かい。
攻撃魔法の威力はかなり低く、使う必要はほとんどない。MPは補助・回復に回そう。
涙の密書の中身はラストダンジョンの地図になっている。(※これも見つけ次第掲載します)