『紫禁城』1991年／メガドライブ

『紫禁城』

1991年発売／メガドライブ／パズル／サン電子株式会社

　パッと見は『上海』系かと思うが、実際は『倉庫番』亜種のようなルール。2つ以上並ぶと消える牌を押して動かしていき、ゴールにたどり着けばOK。いろんな機種でいろんなメーカーから発売されているが、メガドライブ版は全200ステージとそれなりのボリュームがあり、BGMや演出も秀逸で遊びやすい部類。電話回線とつなぐ通信機器「メガモデム」対応ソフトであることも特徴の1つ。

どのキャラを選んでも牌とBGMが変わるだけでゲーム性は同じだが、わりと気分転換になる。

特殊牌はともかく、偽ゴールはパズルとしては少々アンフェアな気もする。見分ける手段が本当に無い。

ぶっちゃけメガモデムに対応しているソフトは非常に少なかった。本作はエディットデータのやり取りなのでまだマシだが、これで通信対戦などするとけっこうな電話代がかかってしまったとのこと。