『おとぼけ忍者コロシアム』
1995年発売/スーパーファミコン/アクション/株式会社インテック
要はプレイヤーがくノ一になった『ボンバーマン』だが、爆弾の代わりになるのが「炸裂まきびし」という少々ムリヤリな謎武器。敵は炸裂まきびしに当たると一定時間気絶し、気絶中に「鎖ガマ」で攻撃すれば倒すことができる(ザコ敵なら炸裂まきびしだけで倒せる)。鎖ガマは上下左右好きな方向に伸ばせるのが独創的だが、普通にプレイしている分にはまっすぐ伸ばすだけでじゅうぶんだったりする。あふれる二番煎じ臭と90年代中期ノリに目をつぶればまあまあ遊べるのだが、なら本家をプレイすりゃいいのではという気がしなくもない。
キャラによる性能差は皆無。「イケイケのタカビー女」、25年ぶりに聞いた気がする。
炸裂まきびしで自爆してもすぐミスにはならないのが救い。鎖ガマはぜんぜん鎌に見えない。
シナリオモードはそれなりにバラエティに富んでおり、1周1時間くらいで気軽に遊べる出来。