『囲碁倶楽部』
1996年発売/スーパーファミコン/テーブルゲーム/株式会社ヘクト
ファミコンで『囲碁指南』シリーズを出していたヘクトの囲碁ソフト。対人戦はなくCPU戦のみ、難易度設定は不可能、詰碁などのオマケ要素もなく、大変シンプルな作り。それでいて12,800円という価格はかなり強気に思える(スーファミの囲碁ソフトは15,000円前後のものも多かったので、それらに比べれば多少安いが)。本作ならではのウリは1993年の7大タイトル30局の棋譜が収録されていることくらいか。
対人戦は用意されていないが、一人で黒石・白石を交互に打つことは可能。また、相手の思考を読める、という機能でいちおうの難易度調整ができる。
どうせなら当時の最新の棋譜を収録すればよかったのにと素人ながら思わなくもない。