『上海』
1987年発売/PCエンジン/パズル/株式会社ハドソンソフト
PCエンジンのロンチタイトルの1つ。もう1本のロンチは『ビックリマンワールド』だった(冷静に考えると凄い組み合わせだ)。積み上げられた麻雀牌の、同じ柄のものを端から選んで一組ずつ消していく…というシンプルなルールで、わりと運が絡んでくる点も含めて「ソリティア」「マインスイーパ」等に近い部分もある。ファミコン版と比べるとグラフィックは圧倒的にこちらのほうが見やすい。
現在ではブラウザゲームとしていくらでも遊べるほか、Microsoft カジュアルゲームでは『Microsoft Mahjong』の名で無料公開されている。向こうでMahjongと言えば上海のことを指すらしい。
ロンチタイトルなのになぜかVol.4。これはVol.1予定だった『THE 功夫』にバグが見つかり、発売延期せざるを得なかったため…という裏話が『高橋名人のゲーム35年史』で語られている。
花牌・季節牌は中国式麻雀で使われる牌。