『上海』
1987年発売/ファミリーコンピュータ/パズル/サン電子株式会社
積み上げられた麻雀牌を、同じ絵柄を揃えて消していく。消せるのは端にあるもの、かつ上に他の牌が乗っていないもののみ。基本的なルールはこれだけで、シンプルながら中毒性の高いパズル。
ファミコン版は牌が立体的に詰みあがっている様子を再現できておらず、牌が何段目にあるかは牌の色で表現するようになっており、少々見づらい。他機種版を差し置いてFC版をプレイする意義は薄い。
プレイヤーが飽きて止めてしまうことを危惧する左ページに、「上海」ではなく麻雀の歴史しか説明してない右ページ。
ゲーム内容とはまったく関係ないのだが、牌の由来が知れてなかなか面白い。というか本作は麻雀牌である必然性は無く、他の絵柄でもゲームは成立する。
まったくゲームに出てこないチャイナ美女。ちなみにクリアすると、龍のイラストともに「天晴」の文字が出る。