『マジンサーガ』
1993年発売/メガドライブ/アクション/株式会社セガ・エンタープライゼス
永井豪の未完作品を基にしたベルトスクロールアクション。原作は映像化されておらず、スパロボ等ゲスト出演もほとんど無いので貴重なゲーム化と言える。
この作品のマジンガーZは甲児が装着するパワードスーツ的な存在なので、普段は等身大で剣やキックを武器に戦う。ボスとは巨大化しての格ゲーチックなバトルで戦うのだが、巨大化しても武器は剣だけで、ロケットパンチやブレストファイヤーみたいな必殺技は無い。いまいちケレン味に欠ける気はするがグラフィック自体は良好で(ボス戦のヌルヌルした動きは必見)、ゲームとしては特に破綻なくまとまっている。
鋭角的なマジンガーのデザインは後のマジンカイザー等に影響を与えている気がしなくもない。
出版社によって「マジンサーガ」だったり「マジン・サーガ」だったりする。前述の通り未完だが、Dr.ヘルの息子・不動明がデビルマンとなってマジンガーと戦う…等の構想はできているらしい。描いてください。
通常時のマジンガーZがとにかく小っちゃい。背景と比較しても130センチくらいにしか見えない。