『パワーモンガー』
1993年発売/メガドライブ/シミュレーション/エレクトロニック・アーツ・ビクター株式会社
王家の血を引く主人公(プレイヤー)が、新たな土地で王国の再建を目指すシミュレーション。作者はゴッドゲームの先駆け『ポピュラス』を生み出したピーター・モリニュー氏で、コマンドをはじめ各種の要素に『ポピュラス』味が感じられる。
登場キャラクターや世界観の設定、各種パラメータ類、プレイヤーが介入できる要素が膨大で、説明書も分厚い。内容を把握するだけで刃牙3巻分を読破するのと同じくらい時間がかかる。操作性はどう考えてもマウス前提なのにマウス非対応な点が痛く、煩雑さが目立つ。腰を据えて遊べばたぶん面白いタイプ。
ズラリと並んだアイコンをカーソルでクリックする必要がある。スーパーファミコン版はマウス対応だがこちらは翻訳を含めた移植に難があり、どうもコンシューマー機とは相性が悪いタイトルである。
マップは195種類と膨大。Aボタン+Cボタンを押しながら電源を入れると全マップクリア済みになる裏技がある。
兵士20人に返り討ちにする町人2人、強過ぎる