『ナイツ オブ ザ ラウンド』
1994年発売/スーパーファミコン/アクション/株式会社カプコン
アーサー王と円卓の騎士が主人公のアーケードゲームを移植。基本的にはオーソドックスなベルトスクロールアクションだが、ガードの概念があったり、レベルアップすることで文字通り「成長」して加齢化したり、馬に乗って移動・攻撃できたりといった特徴がある。
現在ではアーケード版が各機種で配信されている。スーパーファミコン版はかなり忠実に移植されているうえ、重要アクションである「防御」をワンボタンで繰り出せるため操作性の面ではアーケード以上とも言える。あえてスーファミ版を遊ぶ価値もじゅうぶんあるだろう。
「アーサー王が聖杯を探す」という設定以外はほぼオリジナルのストーリー展開となる。
プレイヤーキャラはバランス型のアーサー、スピード型のランスロット、パワー型のパーシバルの3人。
防御は必須テクニックで、ボス級の相手は防御を的確に使わないと勝つことは難しい。大振り攻撃は威力が圧倒的に高く、自在に出せるようになるとだいぶラクに進められる。
2面ボスながらかなりの強敵であるブラフォード。長髪で身軽な剣士、ということで『ジョジョの奇妙な冒険』が元ネタと思われる(あっちは黒髪だが)。
同種の敵を連続で倒すとポイントに倍率がかかる(最大で4倍)。本作はレベルアップの恩恵が大きいため、ポイントアイテムの分裂と同じく重要テクである。