『スノーブラザーズ』
1993年発売/メガドライブ/アクション/株式会社テンゲン
東亜プラン開発の固定画面アクション。妙にガタイのいい雪だるまのニックとトムが、敵キャラを雪玉に変えたり、雪玉に巻き込んで倒していく。出来自体は普通に良いのだが、キャラデザのわりにBGMが激しかったり、そもそもキャラデザ自体に妙なクセがあったり、狙っているのかいないのかよくわからない「ヘン」な味わいがある。メガドラ版の移植はノリのいい説明書で有名なテンゲンであり、結果、説明書はほぼ全ページにツッコミどころがある読んでて楽しいものとなった。
「鈴を取ったらひとりっこ(なんで?)」。なんで? ってこっちが聞きたい。答えは10ページ。
「ゲーム内容に負けないくらいマニュアルにも気合をいれております」の一文は伊達じゃない。
メガドラ版はアーケード版から20面プラスされボリュームアップしている。
雪だるま以外のキャラが世界観違う。ちなみに後半のステージでは王女様を操作できるようになる。
サウンドテストの曲に勝手に歌詞を付ける暴走ぶり。
この世界観でスコアアイテムが寿司とご祝儀袋、というセンスはなかなか真似できないと思う。
テンゲンおなじみのお便りコーナー。