『ジャストブリード』
1992年発売/ファミリーコンピュータ/シミュレーションRPG/株式会社エニックス
エニックス謹製のファンタジー系シミュレーションRPGで、キャラデザは高田裕三、シナリオはカーツさとう、音楽は田中公平という豪華スタッフ。ゲームの王道をなぞりつつも独自性を主張してくるシステムや展開、ファミコンソフトの中でも高クオリティのグラフィック、プレイヤーの遊びやすさを重視した各種UIなど、どこを取っても良作と言ってよい出来。ただ『ドラクエⅤ』の3か月後という発売タイミングはあまりにも遅く、今では「知る人ぞ知る」「埋もれた傑作」として扱われがちな悲運の作品。
セコル、ゲル・ド・レイは物語に大きく関わってくるキャラ。前者はそうは見えないかもしれないが。
説明書だけでは少々バトルの仕組み等がわかりにくいかもしれない。基本的に6人で構成される部隊を4部隊、最大24人のユニットで戦うことになる。部隊の隊長が敗北すると部隊員全員が離脱してしまうので気を付けよう。まあ、プレイしていれば普通に理解できるようになっています。
槍は上下左右の1~2マスを攻撃可能。弓は隣接1マスを攻撃できないが、射程の長いものなら最大7マス先を攻撃できる。