『ウルトラセブン』
1993年発売/スーパーファミコン/アクション/株式会社バンダイ
前作『ウルトラマン』を下敷きにした怪獣との対戦アクション。ウルトラホークが登場するシューティング、カプセル怪獣による援護(鉄砲玉)、怪獣を操作できる2P対戦モードなどを搭載。これらの新要素はゲーム的には粗削りだが、セブンと共に戦うゲームという雰囲気づくりには見事に貢献してくれた。
基本操作は前作と(飛び蹴りが異様に高性能なのも含めて)ほぼ同じ。
各シナリオではちゃんとストーリー説明が挟まる。
カプセル怪獣は自動的に体力が減っていくので、カプセル怪獣だけで敵にトドメを刺すのはどんなに頑張ってもムリ。しかもセブンと交代した時は相手のダメージもけっこう回復してしまっている。かませ過ぎて悲しい。また、ダリー戦やガッツ星人戦ではカプセル怪獣を使えない(原作を知っているなら理由は想像つくかも)。
対戦モードでは怪獣の必殺技もセブンと同じゲージ式になっているため連発ができない。また、キングジョーはジャンプができない(これはストーリーモードでも同じ)。
ステージ5以降はガンダー、ギエロン星獣、ボーグ星人、ダリー、ガッツ星人、にせウルトラセブン、パンドン、改造パンドンが登場する。ボーグ星人とダリーはなかなか渋いチョイスだと思う。