『魔鐘』
1986年発売/ファミリーコンピュータ/アクションRPG/アイレム販売株式会社
魔物を集めるという7つの鐘を破壊し、国に平和を取り戻すためマイヤー王子が今旅立つ! というお話。ゲーム内容自体は「不親切なゼルダ」といった感じで、パスワードで再開すると一部装備以外のアイテムが無くなってしまう。説明書にしか書かれていない情報も多いためプレイ前に一読しておきたい。
本作最大の特徴はカセットに発光ダイオードが仕込んであることで、ファミコンの電源を入れると連動してカセットが光る。この何ひとつ意味が無いのにインパクト抜群の仕様のおかげで、記録よりも記憶に残る1作となった。
説明書は50ページ以上と分厚め。ディスクシステム系の説明書に多い無線綴じのしっかりした作り。
鼻筋の通った涼しい目元のスライム。
魔王ルーバスのグラフィックはどう見ても道具屋のオヤジなのだが、グラフィックの使いまわしなのか、本当に道具屋が魔王だったのかよくわからない。