『謎のマスカレード』
1990年発売／PCエンジン／アドベンチャー／株式会社メサイヤ
大正時代が舞台の推理アドベンチャー。主人公は探偵社の社長で、社員はどこかの名探偵みたいなクセの強いキャラばかり。コマンド総当たり系のよくあるテキストアドベンチャーだが、後半でいきなり地下迷宮に潜ることになり、『ポートピア連続殺人事件』よろしく3Dダンジョンに挑むシーンがある。大正レトロな雰囲気はそれなりに出ているが、フラグ立てが非常にわかりにくく、アドベンチャーとしては凡庸。
何気に息が長く、スマホアプリでも展開されている｢藤堂龍之介探偵日記｣シリーズの1本（本作では”円陣龍之介“という名前になっている）。本作はPCで発売された『琥珀色の遺言』のリメイク作で、現在は『琥珀色の遺言』ともどもプロジェクトEGGでプレイできる。
龍之介のビジュアルがはっきり書かれているのは意外と珍しい。他作品だとシルエットのみだったりする。
やたら濃い仲間たちだが、ぶっちゃけ龍之介1人で解決できるような気もする。
事件は基本的にこの洋館の中だけで展開される。
◆おわびと訂正
