『マグナブラバン 遍歴の勇者』
1994年発売/スーパーファミコン/RPG/株式会社アスク講談社
見下ろし型フィールドのごくオーソドックスなファンタジー系RPG。最大のウリはオート、かつリアルタイムで展開する「ダイナリアル戦闘システム」。5種類の作戦パネルにキャラクターの行動を登録しておき、状況に応じてパネルを切り替えてキャラクターに指示を出していく…というもので、『ファイナルファンタジーⅫ』のガンビットに近いものがあるかもしれない。
主人公が勇者ではない一般人で、パーティに加わる勇者の子孫がなんとも頼りない人物…という変化球の設定も当時は斬新で、シナリオ展開もなかなか熱い。「知る人ぞ知る傑作」と呼ぶにふさわしい逸品。
バトルには6分間の時間制限がある。意外と珍しい仕様。
基本的にほぼすべての装備品データが説明書に掲載されている。
勇者の名前が「ロトト」なのはギリギリに近い。