『ファイヤー・ファイティング』1994年／スーパーファミコン

『ファイヤー・ファイティング』

1994年発売／スーパーファミコン／アクション／株式会社ジャレコ

　消防士となって複雑な構造の火災現場に向かい、消火と人命救助を行うアクションゲーム。状況に応じて消火剤や消火斧、ロープといったアイテムを使い分ける必要があるが、所持制限数があるのでどの状況でどのアイテムを持っていくかが重要になる。プレイを重ねて最適解を見つけ、ハイスコアを狙っていくタイプのゲームである。

　ちなみに1994年には、同じく消防士を主人公にしたトップビューアクション『ザ・ファイヤーメン』が2ヶ月前に発売されている。ここまでネタ被りするのも不思議だが、1991年の映画『バックドラフト』のヒットが影響しているのだろうか？ マイナーなタイトルにも関わらず、現在はNintendo Switch Onlineでプレイ可能。

炎は放っておくとどんどん燃え広がっていくのだが、通常以外の消火剤は補給しないと残量が回復しないため、要所のみを的確に消火していかなければならない。ちなみに本作のスコア評価に消火率は関係しない。

アイテムは現場にいる消防隊員と話すと交換可能。彼らはただのアイテム係で、消火は手伝ってくれない。『ザ・ファイヤーメン』みたいに複数で行動すればいいのに…とちょっと思ってしまう。

トータル5000点以上でクリアすると、エキストラステージをプレイできる。襲い来るモンスターをかいくぐりながら重要書類を奪取するのが目的、というぶっ飛んだ内容。