『パワーイレブン』
1991年発売/PCエンジン/スポーツ/株式会社ハドソンソフト
ハドソンの「パワー」スポーツシリーズの1本。真上から見た視点のサッカーゲームで、名前の通り(?)パワーゲージのシステムがある。Ⅱボタンを押している間は選手の性能がパワーアップするのだが、ゲージが少しずつ減っていくので使いどころを見極めなければならない。
比較的シンプルな操作で楽しめる、手堅い出来のサッカーゲームだが、ゲーム本編とは直接関係ないところのビジュアルがところどころヘンというか、主張が強すぎてノイズになっている。CPU同士の戦いを見る「ウォッチモード」のアイコンが血走った眼のドアップだったり、対戦モードのリザルト画面がラクガキみたいな脱力系キャラの顔だったりする。あとハーフタイムのチアリーディングが妙に力入っている。
登場チームはアルゼンチン、イタリア、イングランド、ウルグアイ、オランダ、コロンビア、スペイン、ソビエト連邦、西ドイツ、日本、ブラジル、フランスの計12か国。もちろん日本がぶっちぎりで最弱となっている。
この得点表のキャラはどっから出てきたんだろう。
ウォッチモードの目は普通に怖い。真剣すぎる。