『バハムート戦記』
1991年発売/メガドライブ/シミュレーション/株式会社セガ・エンタープライゼス
メガドライブユーザー以外にはイマイチ認知度が低い気がするが、まごうことなき名作シミュレーションである。プレイヤーは8人のマスターから1人を選んでプレイするのだが、このマスターたちの個性が際立っており、誰を使うかで大きく戦況が変わる(中にはどう考えても弱いヤツもいたりするが、そこも含めての個性と言える)。1プレイ自体は短めで、システム周りも親切なので戦略シミュ初心者でも問題なくプレイできるはず。マスターや設定を変更したり、真のエンディング到達を目指したりと末永く遊べる工夫もなされている。かつてバーチャルコンソールで配信されていたほか、ソフトもそれなりに出回っていたため入手難度は高くない。
戦闘ではちょっとしたアクション要素があるが、オフにすることも可能。
本作の難点として挙げられやすいのは「策略」が強力すぎる点。逆に言えば使わなければいいだけなので、設定でイベントフェイズを飛ばしてしまう手もある。
ユニットは地形によって得意・不得意があるのだが、これはマスクデータになっておりゲーム中は確認できない。なぜか攻撃を避けられまくる、みたいな状況の時は地形が関係している可能性がある。
◆キャラクターカタログ
説明書内で「別冊」として表記されている全48ページのカタログ。キャラクターのみならず各種イベントや魔法などのデータも掲載されている。