『トイレキッズ』
1992年発売/PCエンジン/シューティング/株式会社メディアリング
空中攻撃と地上攻撃を使い分けながら進む、『ゼビウス』タイプの縦スクロールシューティング。システム自体はごく普通で難易度バランスも悪くない。最大にして唯一の特徴はとにかく下品なことで、自機はオマルで敵は「ウンピ軍団」である。ウンチやオナラやオシッコが画面を飛び交い、こちらはさわやかサワデーやブルーレット、ピコレットといったトイレ用品で対抗していく(ちゃんと小林製薬や藤沢薬品といった会社に許可を得ている)という、小学生(バカ)が考えたような世界観を描き込まれたグラフィックで見事に再現。クソゲーではあるがクソゲーではない、ハジけた1作である。
ピコレットは現在は製造終了している芳香剤で、なぜかホーミングミサイル。他のトイレ用品はなんとなくイメージにあった効果になっている。
こういうことだけ考えて毎日過ごしたいですね。
ステージは全4面と、正直なところかなり短い。ボリューム面がもう少しあれば「見た目はクソゲーの良ゲー」になっていたかもしれない。