『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪創造主現る!』
1996年発売/ゲームボーイ/RPG/株式会社バンダイ
アニメ4期、並びにコミック「ゲゲゲの鬼太郎 国盗り物語」を下敷きにしたRPG。バトルは1対1で行われ、妖怪たちが最大4つの技を駆使して戦う。敵の妖怪を仲間にすることも可能。
基本システム、グラフィック、UIなど、あらゆる点で言い逃れできないレベルで『ポケモン』にソックリなのが難点だが、ゲーム自体の出来はそれなりでじゅうぶん遊べる。ただボリュームはRPGにしてはかなり薄め。仲間になる妖怪も37体と微妙な数で、相性もステータスも確認できないため育てがいがなく、バトルの戦略性も低い。通信交換も対戦もなく、妖怪図鑑を完成させても何も起きない。どうせ『ポケモン』をパクるならとことんパクってほしかった。
鬼太郎が倒されるとゲームオーバー。逆に言うと鬼太郎のレベルさえ上げておけば問題ないということでもある。
ストーリーは全4章。話自体は短めだが鬼太郎っぽい雰囲気は出ている。
お金の概念はなく、お店もない。道具は拾って手に入れるしかない。