『くにおくんの熱血サッカーリーグ』
1993年発売/ファミリーコンピュータ/スポーツ/株式会社テクノスジャパン
ファミコン末期に発売された、『熱血高校ドッジボール部 サッカー編』(どっちだ)の3作目。操作方法、基本戦術などはかなり前作から変わっており、4人対戦モードや「天候」の概念、難易度変更などを追加している。演出面がかなりあっさりしている辺り、対人戦に特化した作りを目指していたのだろうか。操作が複雑になったぶん、慣れは必要なもののサッカーゲームとして見れば前作よりよほどよくできている。
テクノスジャパン・カップには全6チームが出場するが、シード権を得られないと暗黒武術会の浦飯チームみたいなトーナメントを組まされるので、最大で4勝する必要がある。
「必殺ドリブル」はドリブル中に上か下を2回連打。「必殺燕返し」はドリブル中にA+Bでジャンプ。「ドリブル・アタック」(この名称は誤植で、実際は「ドリルアタック」)はハイパーダッシュ中にB、「トルネード・キック」はハイパーダッシュ中にA。「トルネード・パンチ」は左または右+B。
ファミコンで4人プレイするにはホリコマンダーだのジョイペアだのといった周辺機器を揃えねばならず、まあまあ敷居が高かった。そう考えるとタップ等を買わなくてもコントローラさえ持ち寄れば4人対戦がデフォだったニンテンドウ64は偉いよな。