『改造町人シュビビンマン』
1989年発売/PCエンジン/アクション/株式会社メサイヤ
悪の組織・亜空魔団を倒すため、半ばムリヤリ改造人間にさせられた魚屋と女子高生が戦う横スクロールアクション。特撮パロディ風の世界観だが、わりとまっとうなヒーローもののシナリオが展開される。アクションとして見れば凡作なのだが、2人同時プレイやボイスなどを取り入れているのは当時のPCエンジンソフトとしてはけっこうなアピールポイントだった。
配信の機会は多く、現在はプロジェクトEGGでもプレイ可能。続編もいろいろと出ているが、作品を重ねるたびにイロモノ度合いが強まっている。
豪徳寺博士がだいぶトンデモない人物で、シュビビンマンの2人は最後まで報われない。
制限時間は18日で、1回ステージに挑むごとに半日経過するシステム。本作はミスするたびに所持金が半分になるうえ、修理にもお金がかかるため、時間ギリギリになるようだったら潔く最初からやり直したほうがマシ。
クリアまでに時間がかかっているとラスボスが強化される。寄り道してパワーアップしてから挑むか、最速で倒しに行くか、プレイスタイルで攻略法が異なるしくみ。