レトロゲームの説明書保管庫

所持しているゲームの説明書を気ままに載せていきます。

『ザ・キックボクシング』1993年/メガドライブ

『ザ・キックボクシング』

1993年発売/メガドライブ/スポーツ/マイクロワールド株式会社

 

 現在でもかなり珍しいキックボクシングのゲームで、とにかくヌルヌル動く選手(とレフェリー)のドット絵が秀逸。操作方法はカスタマイズ性が高く、左右で移動、下でガードなのは共通だが、斜め4方向と上はそれぞれ1種類ずつ技を割り当てられる。さらに上下左右斜めの8方向+Aボタンでそれぞれまた異なる技を設定可能で、合計13種類もの技を簡単に繰り出すことができる。通常技は全部で55種類という充実ぶりで、必殺技も用意されている。加えて選手の育成要素もあり、育てた選手はパスワード化して友達と対戦することも可能。

 メガドラ版のほかスーパーファミコン、PCエンジンCDROM2、ゲームボーイでも発売されている(SFC版は『スーパーキックボクシング』)。出来は悪くないのだが発売当時はキックボクシング人気が凋落していた時期でもあり、あまり話題にならなかった。

 

キャラの外見もカスタマイズできるが、基本みんな体型は同じ。顔を駄コラみたいに変えられるだけ。

残りの試合時間以外は極力、文字などの情報を少なくした画面構成が臨場感を生んでいる。選手の残り体力はランプで表示される。

ぶっちゃけ慣れるまでは13種の技を使い分けるのは難しいので、最初は「使いやすい技を5つだけ設定する」等にして、少しずつ技を増やしていくのがおすすめ。