『制服伝説プリティ・ファイター』
1994年発売/スーパーファミコン/対戦格闘/株式会社イマジニア
キャラが全部女の子、という点のみがウリの対戦格闘ゲーム。説明書には何やら壮大な設定の物語とそれを基にしたコミックが掲載されているが、実際のゲームにはたいしたストーリーはなく、エンディングも簡素。気の抜けるボイスのコスプレ女キャラが「ブルセラアッパー」「おしりプー」「パックリ旋風脚」「ハメハメドライバー」といった恥ずかしい技を出し合うだけのゲームである。
セガサターンで出たリメイク作『制服伝説プリティーファイターX』はオープニングとエンディングにアニメを追加、キャラ自体も増えており純粋なパワーアップバージョン。プレステ、サターンで発売された続編『FIST』は3D格闘になっていたが、正気を疑う低クオリティのモデリングでユーザーを卒倒させた。
このストーリーを全て把握してからゲームを始めたプレイヤー、1割もいないと思う。ギャグなのかマジなのかまるで判別できない内容。
『ストⅡ』と何ひとつ変わらない操作。
体力3分の1以下の状態で、十字ボタン1回転+キックでポケベルフラァシャーが繰り出せる。フラァシャーて何? フラッシャーじゃなく?
こんな不良キャラはゲームには出てこない。
こんなジジイキャラはゲームには出てこない。
こんなロン毛キャラはゲームには出てこない。非常に唐突な場面で終わる。