『凄ノ王伝説』
1989年発売／PCエンジン／RPG／株式会社ハドソンソフト
永井豪のバイオレンス漫画｢凄ノ王｣の、その後の世界を描くRPG。ちなみに続編漫画や永井泰宇の小説も『凄ノ王伝説』というタイトルだが、いずれもストーリーは異なる。
食料の概念や傭兵システム、シミュレーション風の戦闘などなかなか個性的な作り。BGMも世紀末な雰囲気をよく表現している。ストーリーは原作を知っていればより楽しめるが、知らなくてもまあ問題ない程度である。PCエンジン初期のRPGの中ではかなりよく出来ている部類。
イベントグラフィックは妙に歪んでいるのだが、まあこれはある意味原作リスペクトと言える。
ストーリーの進行によってレベル上限がある。『FF13』と同じシステム。
戦闘バランスは比較的易しめ。ボスはあっさり倒せてしまうことも多い。
