『伊達公子のバーチャルテニス』
1994年発売/スーパーファミコン/スポーツ/株式会社ビーアイ
日本女子テニス界のレジェンド、伊達公子が監修したテニスゲーム。今となってはなにがバーチャルなのか、伊達氏がどこまで監修したのか知る由は無いが、テニスとしてはごく無難かつ普通に遊べる内容。スーパーファミコンマウスにも対応しているが、スペシャルショットを打てなくなるというかなりデカいハンデがあるのでわざわざ使う必要は薄い。
特筆すべきはサウンド面。異様にカッコよく、かつどこか哀愁漂うBGMは『ロックマン』シリーズの曲と言われても信じかねないほど秀逸。
この頃はムリヤリのようにマウスを使うゲームが散見された。
伊達公子の代名詞でもあるライジングショットは使えない。
ワールドツアーは終盤になるほどランキングが上がりづらくなり、異様に時間がかかる。「たてきみこたてきみこたてきみこよろしくね」という最強パスワードの裏技があるが、まともに使えない罠パスワードなので真面目にプレイするしかない。