『ランボー』
1987年発売／ファミリーコンピュータ／アクション／株式会社パック・イン・ビデオ
かの名作映画を横スクロールアクション化。ストーリーは『ランボー 怒りの脱出』を下敷きにしている。この手の映画原作ゲームにしてはまあまあ遊べるほうで、BGMはなかなかカッコいいのだが、イベントの顔グラフィックは政治風刺マンガみたいな微妙なタッチでいまいち締まらないような…。敵のボスがダメージを受けた時、顔が12倍くらいデカくなるのが不気味。意図がわからない。
エンディングで、ランボーが漢字の｢怒｣マークを発射するとマードック司令官がカエルになるシーンは完全に意味不明である。スタッフは何か吸っていたのだろうか。
敵を倒すたびに怒りをつのらせていくのはヤバい人にしか見えない。まあヤバいんだけど。
説明書だとかわいいコー・バオ。彼女との別れは非常に重要なシーンなのだが、ゲームでは断末魔が｢ぎゃーーーーー｣なので笑ってしまう。
原作映画に｢うはうは｣だの｢うりうり｣だのといったキャラは登場しない(当たり前)。
