『ベースボールファイター』
1991年発売／ファミリーコンピュータ／スポーツ／株式会社バップ
バップが1988年に発売した『スーパーリアルベースボール』の実質的な続編。当時の野球ゲームで一般的だった『ファミスタ』系とは一線を画す、非常に独自性の強い視点・操作方法が特徴。それが一切プラスに働いておらず、ただただ煩わしいのも『スーパーリアルベースボール』と一緒である。ペナントレース等での成績を信号音に変換し、テレビのスピーカーから流れる信号音を電話でバップのテレホンセンターに流すことで、ランキングイベントに参加できるシステムを搭載していた。ネット通信によるランキング戦のはしりとも言えるが、誰も本作をプレイしてなかったせいか特に話題にはならなかった。
オリジナルプレイヤーを必ずチームに入れなければいけない仕様。オリジナルプレイヤーは特に強いわけでもなく、成長したりもしない。
ピッチングもバッティングもとにかく操作が細かく、リアルどうこう以前に面倒くさい。
大変アナログなデジタルで興味深い。
