『ファイナルファンタジーⅣ』
1991年発売/スーパーファミコン/RPG/株式会社スクウェア
もはや説明不要のRPGシリーズ。ドラマチックさを増したストーリー、強化されたビジュアル面はシリーズの売りとして受け継がれていくことになる。リアルタイムに展開するアクティブタイムバトル、メッセージを可能な限り排したバトル演出などシステム面にも画期的なアイデアがふんだんに盛り込まれている。
発売から3か月後に難易度を下げた『ファイナルファンタジーⅣ イージータイプ』がリリースされている。本作自体はPS、ワンダースワンカラー、GBA、DS、携帯・スマホアプリ、バーチャルコンソール、ピクセルリマスターと非常にリメイク・移植の機会が多く、現在でも手に取りやすい。
『FF』にしては珍しく、キャラの成長システムは非常にオーソドックスで、熟練度やジョブによる成長・ステータス変化などは無い。わかりやすくはあるが少々物足りなさもある。
充実したコンフィグも本作から。コンフィグという言葉自体、『FF』で知った人も多いかも。
本作の時点ではまだATBゲージがなく、行動順を把握しにくい。リメイク版では基本的にゲージが搭載されている。
(NPCを除いて)最大5人でパーティを組める『FF』は、外伝作を除けば本作のみだったりする。